土地家屋調査士の年収
土地家屋調査士の年収の平均は1300万円と言われるため、難易度が高く合格率が低い試験にもかかわらず、受験者が絶えない国家資格です。
毎年10月第3週の日曜日に実施され、測量士、測量士補、一級・二級建築士の資格を所有していれば、「午前の部」の試験が免除されます。
ネットには、土地家屋調査士の受験情報や筆記試験、口述試験についての情報がたくさんあります。
土地家屋調査士になるには
土地家屋調査士とは国家資格で、司法書士の仕事と併用し、不動産鑑定士と呼ばれる仕事ができます。
もちろん、どちらか一方でもいいのですが、『不動産の表示に関する登記』などの、不動産表示に必要な調査、土地や家屋の調査・測量、続き登記申請を代理する、測量および法律のスペシャリストが『土地家屋調査士』で、『権利に関する登記』を扱うのが司法書士ですので、両方の資格をもっていると活躍の場がさらに広がります。
土地家屋調査士試験の合格率
土地家屋調査士の資格難易度は、国家資格でもあるため、他の資格習得よりも、やや難しいと言われます。
平均的な資格習得までの期間はおおよそ2年前後が一般的のようです。
合格率は例年6%前後と厳しいですね。
しかし、難しく合格率も低いと言われるこの資格が人気を集めて毎年受験者が増えているのは、年収がとてもよく平均年収は1000万~1300万円といわれるからです。
また、廃業者はあまり聞かないことからも、一生使える資格とも言われています。
土地家屋調査士の掲示板
土地家屋調査士の受験生の掲示板では、試験の情報や勉強方法などの情報が多数寄せられています。
また、資格を習得後にも、独立して一人前になるまでに、先輩調査士のブログや掲示板で相談やアドバイスをもらうことも必要となってくるようです。
東京土地家屋調査士会では、無料相談や会員のコミュニティにも力を入れているようですよ。
土地家屋調査士の求人
土地家屋調査士事務所や、測量会社、地図会社、土木建設会社、建設コンサルタント に就職するか、独立するかになります。
求人情報は常にあります。
なぜなら、不動産登記の申請がなくならない限り、不動産鑑定士の仕事はなくならないからです。
また、登記のオンライン化が進んでいますので、インターネットに詳しい若い調査士を募集する傾向も高くなっているようですよ。
土地家屋調査士の試験
毎年8月に筆記試験があり、筆記試験の合格者は11月に口述試験があります。
筆記の一次試験は、不動産の表示に関する事項で土地家屋調査士の業務を行うにつき通常必要とされる問題です。
測量士・測量士補・建築士のいずれかの資格を取得していれば、筆記の2次試験の製図が免除になります。
また、土地家屋調査士は教育訓練給付制度があります。
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